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大阪・北浜のお得意様訪問のあと、上方風うなぎの老舗、高麗橋「柴籐(しばとう)」さんへ。
創業300年……といっても看板だけが古く、エレベーター完備のビルですが。
御飯と御飯の間で蒸すから「間蒸し→まむし」というのが正しいだろうなあと思うが、一説には鰻乗せ御飯のうえに、さらに御飯をまぶす、まぶす、まむす……という変化があったのではともいわれている。
どっちにしても、蒸さずに焼く上方風のうなぎにあって、一定の蒸気を与えることのメリットは昔から分かっていたようだ。
ここ柴籐の「おひつまむし」は、鰻の上に御飯を乗せるのではなく、小さいおひつに入っていて、フタがしてある。フタを取ると花札の半分ぐらいのサイズに切り分けた鰻が登場。一切れつまんでみると、焼き方はまさに上方風。身の方もタレがパリッと焼き上がっている。やや香りが弱いか。
定石通り、1杯目はそのまま鰻丼として。2杯目には薬味をのせて。そして3杯目にはアツアツのお出汁をかけていただく。
たしかにうまい、うまいが、道修町「志津可」ほどの圧迫感、圧力を感じない。弱い。
なんだろう……不思議だ。
投稿者 jaykay : 2006年03月17日 22:44
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