2004年10月02日

本日の昼食 041002 北海道(余市・札幌)

05時起き、06時出発で羽田空港へ向かう。

0830羽田発。ギリギリに空港入りしたら放送で呼ばれてしまった。セキュリティ越えるとそのまま搭乗口へ、というぐらいのタイミング。水平飛行到達後、ドリンクサービスでもらったスープを飲んだ直後から耳栓をして熟睡。10時新千歳着。ゲートアウトは10時20分頃であった。

地下のJR新千歳空港駅で、「新千歳→余市→札幌」という切符なのだと説明すると、周遊切符「道央一日散歩きっぷ」2,040円を勧めてくれた。普通だと、新千歳→余市が2,240円、余市→札幌が1,040円なので、ものすごくお得である。11時過ぎに空港を発車。

小樽で乗り換え、1両編成の函館本線で余市へ。12時40分過ぎに余市着。小さな駅だ。

海鮮丼で有名な「柿崎商店 海鮮工房」は駅を出て直進すぐ。最初の信号渡って左手にある。2Fに上がると100人ほど入れそうな食堂がいっぱいになっていた。それもそのはず、ウニ満載(この時期は白カップウニ)のウニ丼時価→1,460円。イクラ丼714円、スルメイカの刺身250円というものすごい値段である。海沿いの食堂ならではの荒っぽい作りだが、新鮮さがよくわかる。食べている最中も次から次へとお客さんが来る。

なぜこんなに安いのか。それは、どうも1Fに併設されている鮮魚店の仕入れと同じだからのようだ。なんと言っても、生鮭一尾250円~900円という値段は、サイズの違い、オス限定であるとはいえ、産直ならではと思ってもなお想像を絶する安さだ。

満腹になるまで頂き、店から2分ぐらいのところ(つまり駅から歩いて3分だ)にあるニッカウヰスキー余市蒸留所へ。スコットランドのグレンフィディック蒸留所へ行ったときは12月末、雪深い冬だったが、スコットランドの秋はちょうどこんな感じの気候だろうなと思わせる、伝統を感じる蒸留所であった。

一通り見学し、試飲もご機嫌でいただいて、所内の博物館前にある原酒専用売店で、シングルカスクの25年物を 20,000円で購入。有料試飲コーナーで同ウヰスキー(900円)で試飲してあまりの旨さにビックリしたのだ。室温のストレートに冷水を同量ほど加えると、なぜか非常に甘みの強い味わいと、15年以上のハイランドスコッチが持つ複雑な香味構成がセットになって、ただごとではない状態となる。まさに世界のウィスキー界の至宝だ。グレンフィディックのエインシャントリザーブも大好きだが、また素晴らしいウィスキーに出会えた。

15時頃に余市駅へ。次の列車はなんとSLニセコ号だそうな。狙ったわけでもなんでもないのだが、これは試してみる価値ありだろう。

時間になった。汽笛を鳴らしながらSLが入線してくる様を初めて見た

濃紺または黒に見える車体で、車掌さんの制服もややレトロ。内装などは、完全に銀河鉄道999の世界そのまんまだ。特別料金800円がかかるが、周遊きっぷだったのでそれでも総額は安くついていることになる。高く汽笛をならし、ガッ……コン……という独特の走り出しで余市を発車。

車内に煉瓦壁のストーブがあったり、映画でしか見たことがないような三等客車という表示の扉(現在は等級区別なし)があったり、こりゃマニアでなくても楽しいなと思いながら、石炭の燃えるニオイを感じつつ、サッポロクラシックビールを飲みながらしばしの「汽車」の旅を満喫。

(小樽駅でディーゼル牽引車連結待ちのSL写真 : その1その2その3

札幌へ戻ると、ホテルへ直行。たまたまなのだが、かなり広い部屋へ案内される。シャワーを浴びて散歩に出かけた。

夜はジンギスカン。まさか「めんよう亭」と「だるま本店」をハシゴするとは思いもよらなかった。満腹のおなかを抱えながら、ホテルの部屋でイチローのニュースを見ながらおやすみなさいませ。

Posted by jaykay at 2004年10月02日 23:55 | TrackBack
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